WARRIOR

6月1日の夜公演を観てきました。
NACSを好きになってそろそろ5年になるんですが、NACSの本公演を観るのはこれが2作目でしかも前作が大泉先生脚本演出だったので毛色の違いに改めて度肝を抜かれたというか。役者がまるで身を削りながら演じているひとつひとつの感情がすごい迫力で押し寄せてくる感じで、こちらも身を削りながら観ているような思いでした。だからすごい疲れた…
一番印象に残っているのは家康(安田さん)が恐怖のあまり脱糞するシーンで、鬼気迫るお芝居に何度も目を覆いそうになりました。もったいないからしなかったけど!普段そんなに感情の起伏が大きい人っていうイメージが自分の中でないだけに、ああいう安田さんのお芝居はグッときますね。信長(戸次さん)以外の4人が並んで腰かけて足ぶらぶらさせて酒飲んでるシーンは癒し。
あとは戸次さんの信長が雰囲気がシャアみたいだなって思ったのと、ジャンボリーでも芝居でもなんでもいいけどステージに立ってる音尾さんを見るたびにかっこいい結婚してって思うからなんで芝浦ブラウザーもPRESSも観に行かなかったんだろうっていう今更過ぎる後悔を…。それから客演の若手たちから推しメンを決めようとする癖がつい出たw(じゃにおたあるある)そういえばあとでパンフで名前確認しなきゃと思ってまだしてなかったワァ。
身を削り続けた2時間20分のあとのカーテンコールで、シャワートイレの話を熱く語るおっさんたちが本当にかわいくて削られた分が全部戻ってきて満たされた気持ちで劇場を後にできたので世の中うまくできてるなって思いました。来月はわたしが札幌へ会いに行きます!